耳鳴り 

耳なり 耳閉の治療

  2009年6月25日 (木)

50代 女性

フリー編集者

2週間前耳なりがひどくなり耳鼻科を受診。

投薬を受けるがいっこうに改善せず。

サイトで当院を検索しての来院。

左耳の低音性耳なりで夜中になると気になって眠れない。

副鼻腔炎による後鼻性糜蝋。鼻をかんでもいつも残ったようですっきりしない。

10年ほど前突発性難聴の既往歴。

6月9日  第1回目治療 1時間   気功 はり 整体

6月11日 第2回目治療 1時間   気功 はり 整体

6月13日 第3回目治療  1時間   気功 はり 整体

6月16日 第4回目治療  1時間   気功 はり 整体

 夜間の耳なりが気にならない程度に軽減、 熟睡できたと報告。

6月19日 第5回目治療

6月23日 第6回目治療

完全治癒ではないが当初の20パーセントほどに改善。

自信ができたので、延び延びにしてきた中国への3か月間の仕事に出張。

帰って来てから再治療で完全治癒をめざすことにした。

 

4,耳鳴り  

  
  A,概念
     耳鳴りとは外部に音源がないにもかかわらず音の感覚として認識される
    ものをいい、これには体内に音源があるものと音源がないものとがありま
    す、また内容に意味を持つ幻聴などは耳鳴りに含まれません。
     耳鳴りの分類方法にはいくつかのものが挙げられますが、一般には自覚
    的耳鳴りと他覚的耳鳴りの二つに大別されます。
     自覚的耳鳴りは体内に音源がなく、第三者がこれを聞くことができないも
    ので、これは耳鳴りを訴える患者さんの大多数を占めています、原因には
    聴覚機構になんらかの障害があると考えられていますが、耳鳴りの本態は
    明確にされていません。
     他覚的耳鳴りは体内に音源があって、それが物理的な振動を生じ、耳鳴
    り音として聞いている場合で、第三者が聴診器などで聞くことができます、
    これは主に血管性の腫瘍、動静脈奇形、口蓋筋クローヌス、耳小骨筋の異
    常運動などによるものです。

  B,鍼灸治療
     耳鳴りに対する鍼灸治療は、自覚的耳鳴りを対象とします、治療は血液循
    環改善を目的として、耳介部周辺の治療穴を中心に行い、あわせて後頚部
    の筋緊張を緩める治療を行います、また耳鳴りの症状によって引き起こされ
    るストレス緩和を目的としたリラクゼーション治療も行います。
     他覚的耳鳴りは気質的疾患によるものですので、西医による原因疾患の
    治療が先決で、鍼灸治療は併用治療となります。

  C,対策
     難聴を伴った耳鳴りは比較的早期に受診加療される場合が多いのですが
    耳鳴りだけの場合、それを苦痛と感じるか否かは、個人差があって一様に
    判断できません、しかし随伴症状として不眠、神経症状、耳痛、耳漏、耳閉
    塞感、聴覚過敏などがある場合は、適切な検査と治療が必要です。

                                      

5,難聴  

  
  A,概念
     難聴は音の聞こえが悪化した状態を言い、通常、会話音域の平均聴力損
    失が20デシベル以上の場合を難聴と呼びます。
     難聴は障害部位により伝音難聴と感音難聴に分けられます。
     伝音難聴は外耳と中耳の障害によるもので、外耳道の異物や耳垢塞栓、
    耳管炎、耳管狭窄症、中耳炎、乳様突起炎、耳硬化症、などがあります。
     感音難聴は内耳、聴神経、脳幹、皮質までの障害によるもので、内耳炎、
    メニエール病、聴神経腫瘍、脳腫瘍などがあります。
     また難聴を引き起こす原因によって職業性難聴、中毒性難聴、遺伝性難
    聴、機能性難聴、気圧外傷、音響外傷などと呼ばれます。

  B,鍼灸治療
     難聴に対する鍼灸治療は、原因が職業性、機能性、音響外傷によるもの
    を対象とします、治療は血液循環改善を目的として、耳介部周辺の治療穴
    を中心に行います。
     気質的疾患による難聴は西医による検査と治療が先決で、鍼灸治療は併
    用治療となります。

  C,予防
     気質的疾患による難聴は原因疾患が多種多様ですので予防は困難です
    が、職業性は耳栓などの防音具を装着したり、音響外傷によるものはボリュ
    ーム調節することによって予防できます。

                                        

   

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